現在、1歳2ヶ月になる息子がいます。生まれたときから母乳で育て、特に大きな病気にもかからずにすくすく元気に成長してくれています。さてそんな中、1歳を境に不安になりだしたことがわが子の離乳食事情です。

一般的に離乳食の手引きというものには、はじめはおもゆからスタートとか、1回食から2回食へ徐々に食べる回数を増やしていくとか、赤ちゃんがよく食べてくれる離乳食のレシピの紹介とかいろいろな情報が提供されています。そんなことをマニュアル本やママ雑誌で眺めていた私は、1歳になると自然と乳を離れ、ご飯を食べるようになるんだろうなと漠然と考えていました。

ですが、うちの息子。ぜんぜん離乳食を食べないんです。ぜんぜんというのは言い過ぎかもしれませんが、1歳2ヶ月になる彼の食の割合は現在も母乳が8割9割位を占めています。ご飯をあげても10口いかなかったり、根気よくあげても下をベーと出して受け付けてくれなかったり…。ご飯の味付けや食感好みじゃないのではとか、食べさせる時間帯がいけないのかなとか、あれこれ試行錯誤しましたが失敗におわりました。さらには自分の母親や姑から「まだおっぱいあげてるの?」「ご飯、これだけしか食べないの?」と追い討ちの一言。「私の毎日の育児をみてないくせに!」とストレスが爆発しました。

しかし、せっかくの子育て。母親の特権であるわが子の成長を近くでみれることなんて今しかありません。それなのに離乳食の進み具合を気にしてイライラしてわが子をかわいいと思えなくなるなんて、そんな悲しいことはありません。何より自分がそんな生活を望んでいなかったので、ある時期から腹をくくり、息子のペースに任せることにしたのです。

それからは、離乳食のストレスが皆無になったとはいいませんが、あきらかに息子と楽しいと思える時間が増えましたし、息子にあわせていた食生活も自分が食べたいもの基準にすることで心穏やかになりました。

そうしていく中で感じたことは、子どもの発育にしかり成長にしかり、きまりきった答えはないんだということです。

離乳食を何の問題も無く始められる子もいれば、歩き出すのが早い子もいる。しかしそれとは逆に、1歳をすぎてもおっぱいしか飲まない子やハイハイしかできない子もいる。それは、ただできるだけできないだけの問題なのに、できないことが異常だ、普通じゃないことなんだと、私は無意識にマニュアルとか世間の常識に翻弄されていたんだと思うんです。思えば、1歳で離乳食完了というのも、女性の育児休業等、社会の決まりごとから作られた、なんら根拠の無い誰かが作り上げたものです。また今ある常識も、5年後10年後、もしかしたら明日には覆されているものも少なくありません。そんなことに振り回されるなんて時間がもったいないと思いませんか。

これからも子供の発育で不安に思うことは多々でてくると思います。それでも、子供だけではなく自分も含め、「私の答えはこれ。この道を行く」と世間に流されない、自分で導いていく自立心を養っていかなくてはと、息子の離乳食から学んだのです。

●食生活の偏りで便秘になった時に参考になった記事:子供のうんちが固い | 赤ちゃん便秘解消法.com