小さいうちの子どもの発育の差は気になることが多いです。産まれたての頃から親が一番気になるのが、平均と比べて自分の子どもはどうなのかということですね。そして小学校入学頃に気になるのが、早生まれの子どもは学校でやっていけるのかということです。

昔は早生まれの子どもは1年学校に行くことを遅らせていた時代もあります。現在はそれはありませんが、1~3月生まれの子どもの親は、年度の始めの産まれの子とつい比べてしまいがちです。4月生まれの子どもも、3月生まれの子どもも同じ学年で学校に行きますが、入学時点では体格差もかなりあります。小さな体で大きなランドセルを背負って、長い距離を歩いていくことの心配もあります。他の子と比べて幼いような気もしますし、学校の授業についていけるのか心配になりますね。産まれてからまだ6年ちょっとしか経っていません。なのにもう親から離れて道路を歩いて登下校するのですからとても心配です。授業参観に行っても、他の子と比べてしまいます。

確かに体格は小さいかも知れませんが、これは早生まれのせいだけでもありません。親の遺伝もありますし、高学年になる頃にはその差はほとんど目立たなくなります。また勉強も1年生はとてもゆっくり進めていきます。急に難しい勉強をするわけではありません。そして椅子に長時間座って勉強するという経験は、みんなが初めてのはずです。年齢とは関係なく、落ち着きない子ども、聞きわけのない子どもはたくさんいます。ですから親は見守って、サポートしてあげることしか出来ません。

学校から帰って来たら、宿題を一緒にみてあげて、明日の用意も一緒にします。これは早生まれでもそうでなくても同じことです。4月の時点では6歳1カ月の子どもと6歳11カ月の子どもとの差は大きいかも知れません。学習の理解度も違うかも知れません。でも、これは年齢よりは個人差が影響する範囲のことです。低学年のうちは、その差を大きく感じて不安にはなりますが、その分こまめに子どものチェックをしてあげたらいいのです。中学年、高学年と成長していけば、その差はあまり不安に感じなくなるでしょうし、早生まれがハンデでも何でもないこともきっと分かります。